春の匂いがした
君が好きだったあの部屋の窓から
君の匂いがした
僕が好きだったあの部屋ではふたり
 
いつだって隣で
本音だけ隠して
君がいない、いない
この街でずっと
いらん期待、まだここにあって
浅い夢の中にいるみたい
違う、違う
それは過去だって
分かってる、僕だってそんな
バカじゃないよ、、たぶん
 
春の匂いがした
僕が好きだったあの部屋にはもう
君はいなくって
今頃はもう、他の誰かの部屋
 
気付くのが遅くて
間違った僕など
御構い無しなんだ
戻れない春にも
 
君は
いない、いない
この街にそっと淡い記憶を残していって
新しい生活を始めた
僕は
いない、いない
君のことばっか、思い出すんだ
春の匂いと、あのベランダの景色を